2013年3月27日水曜日

口コミやリピーター以外の客をつかむ場といえば、弁護士が主催する一般人相手 の「法律相談」だが、今は客足が激減している。



弁護士業界では、車内広告やCMを出すにはまだまだ抵抗がある。ネット広告で取れる客は、「多重債務、離婚相談、交通事故の3つだけ」(同)。口コミやリピーター以外の客をつかむ場といえば、弁護士が主催する一般人相手の「法律相談」だが、今は客足が激減している。

 「弁護士会のすぐ近くで、法テラス(日本司法支援センター)が無料で法律相談をやっている。そりゃ、タダのほうに流れますよね」(若手)

 法テラスは、国が運営する相談窓口。一般人には有り難いが、相談相手である弁護士の報酬は7万~10万円と一律に低く抑えられている。

 「でも、仕方なく仕事を貰っていますよ。法務省の管轄である法テラスの“犬”と化してます」(同)

 貧すれば何とやら、在野精神どころではない現状をどう打開する?(西川修一=文 PANA=写真)

 ※すべて雑誌掲載当時

引用:“バブル収入”今は昔の弁護士業界 最難関資格の名が泣いている (4/4ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)



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